日曜日に行われた庄内ディアスロン。結局膝の痛みがとれないまま当日を迎えてしまった。スタート前、今さらジタバタしても仕方がないのでやれるだけやってみようとテンションを上げる。これには馬鹿な冗談が一番だ。とんかく目につくもの全てをお笑いネタに変える。
そしてスタート。いきなりペースが早い。これに引っ張られると相当辛いことになりそうだったので自分のペースに落とす。10m位前にT也というポジション。後ろには5人くらいいるだろうか?良い感じのペース集団にはまったのでそのまま走る。膝は大丈夫のようだ。しばらくすると早くも折り返したトップ集団とすれ違う。リアルで速いですこの人達wやがて局長・K司・Y也・塾長・K樹と声を掛け合いすれ違う。
折り返しの所が給水ポイントになっていた。水はスタート前に取りすぎたので(走りながら腹がカッポカッポなってたw)のでパス。スポンジだけもらい、走りながら膝と胸ににジュワジュワ絞る。なんか俺アスリートっぽくねwwwとか思ってたら使用済みスポンジを入れるポリバケツを通り過ぎてしまい、手に持ったまま走るハメになった。
しばらく走るとスタッフの人がいたので「すいません、持ってきてしまいました」と手渡し、膝と心拍数の様子を見ながらちょっとペースをあげる。二人抜かして一人から抜かされ、トランジッションに到着。俺のバイクの他に数台あるのみ。ちょっと悲しい。
沿道の妻達に「がんばれ〜」と見送られバイクを漕ぎだす。1周7.5Kのコースを4周しなきゃいけない。1周したところで来たよ。右膝の悪魔。あーあ、やっぱりか・・・とか思いながら騙し騙しペダルを回す。でもこの悪魔はそう簡単には騙されない。みるみるうちに痛くなっていく。膝の外側内部にヤスリをかけられているような痛み。2週目3週目とギアを軽くしてフラフラノロノロと進む。もう駄目だと何度も思ったけど、その度にメンバーの誰かとすれ違う。「がんばれ!」と声をかけられて気持ちを奮い立たせ、またしばらくすると気持ちが萎える。するとまた誰かがすれ違う。「がんばれ!」の掛声。そしてまた気持ちが奮い立つ。ギャラリーの人やボランティアの人達からも「がんばれ!」の掛声。そして沿道の妻と息子の存在。力が湧いてくる。7か月の息子はポカンとみてるだけだったがw
こういうのって「言霊」っていうのかな?肉体はとうに限界なんだろうけど、言葉が持つ力ってすごい。いやマジで。
すると最後4周目。驚くほど痛みが引けて、スピードも上げることができた。とは言ってもこの頃には既にブッチギリの最下位。最後尾に随行するスクーターの係員のおじさんと世間話をしながらペダルを回す。恥ずかしい順位ではあるが、楽しいひと時。
やっとバイクが終わり、2NDランへ。すでに殆どの人がゴールしている。妻やメンバーや他大勢の人達から声援をもらう。走り出すといきなり両足がつりそうになって足もとがおぼつかない。一度立ち止まってじっくりストレッチ。そしてまたゆっくり走り出す。だんだん足が慣れてきた。ああ、行けそうだ。今度は自転車のおじさんが随行だ。あれだけ痛かった膝も大丈夫だ。でも足そのものは重い。折り返し地点。ゴールはもうすぐだ。途中走り終わったK樹と局長が伴走してくれた。つーかボロボロの俺を笑わせるなw
最後の最後で足をつって立ち止まってる選手をパスしてブービーに躍り出た。そして息子を抱いてゴーーール!!
ホント今回は得難い経験をした。メンバーの偉大さと、言霊の実在と、人の温かさと、この競技の過酷さ。ブービーってのはちょっと悔しいけど、これからの可能性を秘めた順位と捉えて来年のトライアスロンデビューに向けて研鑽したい。
「がんばれ!」と声掛けてくれたメンバーはじめ全ての皆さん、ありがとうございました。本当にがんばれました。


